グループホーム　さら

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バナナが余っていたので、この日はバナナケーキです



方や小さなフォーク､方やマッシャーﾃﾞドンドンとバナナを潰していきます｡まるで、牛若丸と弁慶が米を潰して糊を作る競争をしたエピソードのようです。こん棒でいっぺんに潰しにかかる弁慶よりも少量ずつ丁寧に確実に糊を作る牛若丸・・・のよう

勝敗は・・？



それはさりとて、潰したバナナとホットケーキミックスで生地を作りました。片方にはココアを入れて2色の生地を試してみました



焼くとバナナの甘い香りがフワリ
とっても美味しそうです



待ち切れず､思わず焼き立てを手に取る人も･･･
焼き立ての香ばしい匂いには勝てなかったようです｡



左がココア入り｡思ったほど違いが分からない･･･
でも味は両方抜群でした
バナナを入れたせいかしっとりと焼き上がり嚥下の悪い人でも食べられたのでお勧めです

  

なかなか雪が溶けない今日この頃。
散歩に行けないので、気晴らしにおやつを作ります



かぼちゃが余っていたので、かぼちゃ蒸しパンを作りました
かぼちゃを刻んでレンジでチンした後にマッシャーで潰します。
それをホットケーキミックスの生地と合わせていきます。



急きょ作ることになったので、蒸しパンのカップが無い・・・と思ったら
「なけりゃ作ればいいじゃない」

年配の職員さんの機転により、小皿にアルミをひいて、そこにくっつかないようにマーガリンを塗ってカップとしました。

何事も年の功ですね



そこに生地を入れた後・・・



アクセントにウグイス豆をちらしていきます。
これも冷蔵庫の余りモノです。



鍋で蒸かして・・・



出来上がり
なかなかふっくら仕上がり美味しかったです  

昨晩は雪で大変でしたね
けれど今日はよく晴れて絶景の雪模様を眺めることができました



さて、今日は私が久々の食事当番です
この機会にさらでの食事作りをご紹介したいと思います。



食材は毎日業者さんが生鮮食品をメニューに合わせて配送してくれます。本当はグループホームらしくメニューから皆さんで考えて一緒に買い物に行きたいところなんですが・・・
いつか余裕を作って実現したいところです



では昼食作りの模様です。昼食は

・煮カツ
・薩摩芋の甘煮
・酢の物

となっています。ですが、私の独断で煮カツをカツ丼に変更です。
丼物にして洗いものを減らそう・・・というわけではありません
単純に好きなんです。カツ丼。
あと、冷蔵庫にたくさん余っていた玉ねぎと卵を処理したかったので。

たまには皆さんにも精がつくと思い「カツ丼にしようと思うんですけど、どうですか？」
「いいね店屋もんみたく美味しく作ってくれるならいいよ」

ハードル上がった・・・



手分けして食材の下ごしらえをしていきます。
皆さん、昔から慣れ親しんだ食作りとはいえ、徐々に手も不自由になってきます。



なので、その方の手先の自由度に合わせて、玉ねぎの皮をむく人、刻む人、スライサーでする人、包丁で刻む人、アドバイスをくれる人、味見をする人、と役割を作っていきます。



カツを揚げた後、インゲンと玉ねぎでカツを煮て落としブタで半熟にしていきます。



最後に三つ葉をちらして完成です。
ずいぶんボリューミーになってしまいましたが、ほとんどの方が完食です
作る過程を一緒に行うと、食欲も違うようです  

1月9日のブログで最近のソフト食について紹介しましたが、今回もちょこっと紹介したいと思います。



今回驚いたのはコレです。



なんと揚げ物

コロッケです

これにはびっくりしました。ちゃんと衣がついている
それでいて食感はしっとりやわらかです。

でも見た感じはどうみても普通のコロッケです

業者さんからアンケートも頂きました。

「利用者様の意見を頂きながら味・見た目・バリエーションなどなどたゆまず改良を続けていきたいので、なんでもご意見を頂きたい」

とのことでした

・・・自分達も負けていられません
たゆまず日々のケアの研鑽に努めていきたいです

  

「おやつにサツマイモをゆでたけど、そのままじゃあ、おもしろくないだろ」



そうです。茶巾しぼりです

茶巾しぼりとはなんぞや
と思いましたが、布巾などで絞り目をつけたお菓子とのことです



「布巾なんか使わなくったってラップでいいんだよ。世話ないだろ」

なるほど・・・

これまたいろいろアレンジの効きそうなレシピを教わりました。



ふかして砂糖を加えた芋をラップで包み、キュッと絞って絞り目をつけます。和風スイートポテトのような和菓子が出来ました。



「クチナシがあれば、もう少し色艶よくなるんだけどねーおしいなー」

なんのなんの

可愛らしいおやつが出来ました。
これは、かぼちゃ餡や白豆餡などを使ってお手軽和菓子も作れそうです。
いずれ挑戦してみたいと思います

  

普通の饅頭にも飽きたので、これからはいろいろなアレンジ饅頭にチャレンジしていきたいと思います。

今回は酒饅頭です



正月に作った甘酒の酒粕が残っていたので使いました。粕汁でも作ろうと思っていましたが、皆さまのリクエストに応えて饅頭になりました



まずは酒粕を牛乳で溶かしていきます。

この時点で強烈な酒の匂い
弱い人はちょっと目眩がするほどの匂いです



酒粕混ぜる人、タンサン入りの小麦粉をこねる人、餡子を丸める人、監督する人に褒める人・・・それぞれ役割分担をしてテキパキと作っていきます



酒粕を入れたら生地がゆるくなりすぎてしまい、また小麦粉を足して・・・とやったらドンドン分量が増えてしまいすごい量になってしまいました



「いいやいいや、ぜんぶ食べればいいよ。足りねえより余るぐれえがいいよ」
「失敗は成功のなんとやらだ。また次作る時に気をつけなぃ」

皆さま、とても優しく慰めて下さいました・・・
饅頭の事になると、とても優しい・・・



出来上がりが心配でしたが、ふっくらともえて、結果的には大成功でした（ホッ・・・）
ふかしてみるとほんのりと香るお酒の香りが食欲とテンションをそそります

作りすぎた饅頭ですが、翌日には完売御礼でした  

お正月で余った白玉粉でお汁粉を作りました



連日、日本列島大寒波により寒い日が続きますが、とっても甘くとっても身体が温まりました

そんな中、TVのニュースを見ていると北海道の80歳を過ぎたお婆さんが連日の大雪に負けず1人で玄関先の雪かきをしていている姿が映りました。

「もうかんべんしてほしいわぁやっと雪をかいても次の日には元通りだもの」
と嘆いていました・・・

それを見ていて
「1人暮らしかなぁ。代わりにやってくれる子どももいねえのかなぁ」
「大変だねぇ」
「かわいそうなようじゃない」
「でも群馬も最近は雪がねえからよかったよ」
「そうだねぇ。昔は下仁田のほうは山陰で一日陽がささねえから雪は凍るしえらいところだったよ・・・」
「住むんにおおごとなら引越せばいいのにねぇ」
「そういうわけにもいかねえんさ・・・」
「そうかねぇ・・・」

自宅で1人で住む同年代の方に『大変そうだな。かわいそうだな』と思う気持ちと『やっぱり自分の家がいいわよね』『自宅でまだ暮らせてうらやましい』という気持ちとが混ざったような複雑な心境が垣間見られた一幕でした。

  

ようやく年末年始の慌ただしさから、普段の日常が戻ってきたようです。
先日７日の朝はしっかり七草粥を食べ、疲れた胃を休めました（私は食べる事が出来なかった残念）

そして、正月の締めくくりに酒粕を買ってきて、甘酒を作りました。
皆さん、濃い目が好きなので濃厚に作りました
それはもう、食堂中に匂いが充満するくらいに



「はぁ、いい匂いだね～。これだけで酔っぱらうね」
「うちは旦那はめった酒飲みだったけど、私は飲まなかったね～」
「へえ、そうなん。うちは稼いだ金がみ～んな酒で飲んじまったよ。だからな～んにも残ってないぐらい」

甘酒を飲んで気分が酔ってくるのか昔話も盛り上がります。

「お酒飲むな～♪お酒飲むな～のぉ、ご意見～なれぇ～どぉ～お、ヨイヨイ♪」
「呑んだら♪酔ったわ～♪踊ったぁ～わ～♪」

いつもの『ヤットン節』『ゲイシャワルツ』も飛び出して、さながら宴会模様となりました  

人間にとって、何より楽しみな事の一つに「食べること」があります。
お年寄りになると、徐々にその「食べる」機能が低下してむせ込んだり、飲み込むのが難しくなる方がいます。

それは脳梗塞などの後遺症のみならず、認知症の進行からくる嚥下機能の低下などもあり、当ホームでもどれだけ「口から食べる」機能を維持できるか？を気にかけています。

そんな嚥下機能に障害がある方向けに『ソフト食』を配食してくれるサービスが増えています

最近、導入をしてみたのですが、そのクオリティに職員も驚いています。下は元旦の献立です。



こちらがお雑煮です。おもちもべたつかずトロミと一緒にさらっと食べることができます。人参や大根が入っていますが、もちろん歯茎でつぶれる柔らかさです。



こちらが紅白なますです。いずれも柔らかく飲み込みやすく加工がされているのですが、その柔らかさにも食材によって食感を微妙に変えており飽きないように変化やバリエーションに工夫がこらされているのが驚きです。
このなますも微妙に大根に硬さを残してありました。



こちらは伊達巻です。



ソフト食という食べやすさと『伊達巻』の味や食感だけでなく見た目にも『伊達巻らしさ』にこだわっています

食べる機能が衰えても、美味しく食べるために、味だけでなく見た目や食感や香りなど、まだまだ工夫できる余地はあるのだと思いました  

「おいしいお饅頭が食べた～い」
「食べた～い」

日増しに強まる饅頭へのラブコールに押され、皆で田舎饅頭を作りました
皆さま、三度の飯より饅頭が好きなのです

材料はこちら・・・



薄力粉に重曹を混ぜ、牛乳でこねて生地を作っていきます。重曹は入れ過ぎると苦くなるので注意です。

「昔は重曹がなかったから、磯部温泉まで行って炭酸水をもらって作ったんだぁ」

なるほど！



瞬く間に耳たぶほどの固さの生地になりました。
これを綺麗に餡子に包むのが技の魅せドコロです



ついつい欲張って餡子をたくさん入れると生地が薄くなってふかした時に破けてしまいます。
そうした饅頭は「あおぞら」と言われてバカにされてしまうそうです

私もやってみましたが、歴戦の皆さまの手技にははるか遠く及びませんでした

「ああ～そりゃあ、間違いなく『あおぞら』だ。責任とってあんたが食べな」
「いっぱい食いたいからって、わざと『あおぞら』にしてんじゃねえんだろぉ～？駄目だで、あたしだっていっぱい食いたい」

皆さま、饅頭の事になると厳しいです



いよいよふかす作業です。

そこで慌てふためく職員・・・
「強火でするの？水加減は？何分くらい火にかけるんですか～？？」

「もう～今の人は饅頭の作り方もしらねえん？」
と先生（この時すでに先生と呼んでしま程、後光がさしていました）
に、ぜ～んぶやって頂きました



出来た饅頭を見て、皆で歓声をあげました

「試しに割ってごらん」

と見てみると生地が中に巻き込まれている謎現象・・・
さりとてふっくらあったかい饅頭はとっても甘くとっても美味しかったです

「今度はヨモギをいれべえ」
「酒粕入れて酒饅頭でもいいなぁ」

いろいろバリエーションを増やしていこうと思います  

先日、柚子をたくさん頂きました
皆で匂いを嗅いで、その新鮮でさわやかな香りに感激です



ゆずは肌荒れや冷え性にも効くと言われ、血行も良くし風邪予防にも効果があるとか

最近、どの商品にも「柚子胡椒味」が登場しているのにも納得の効用です。

「どうします？お風呂に入れて柚子湯にします？」
「う～ん、家のほうでは昔っから蜂蜜につけて食べてたよ」

なるほど

早速一晩蜂蜜につけてみました。



そして今日のおやつは柚子蜂蜜です。
なんとも甘酸っぱい味と柚子の香りがたまりません

蜂蜜のとの相乗効果で疲れを癒し身体を温めてくれました  

今日はタコ焼きです。
と言いたいのですが、残念ながらタコは入っていません。



そもそもホットケーキミックスがあったので、餡子入りベビーカステラを作るつもりでした。

しかし！

餡子がなかったのです

そこで、代わりの具材を冷蔵庫からかき集めました。
例によって冷蔵庫の掃除です
とりあえず、

ボールチーズ
魚肉ソーセージ
ウインナー
海老

の４品がエントリーしました。

「キャベツも余ってるけど使えないかしら？」

使えますとも

刻んでホットケーキミックスの生地にぶっこみます。



タコ焼き機に皆で好きなように具を投入していきます。
生地があふれても、おかまいなくドンドンぶっこまれて
若干、阿鼻叫喚でした。



「もうひっくり返してもいいんかね？」
「あれ、何だっけ？ひっくり返す棒みたいな・・・」
「千枚通し？」
「そうそう、なけりゃ何だっていいよ」

とフォークでクリクリ返そうと格闘していました。

「なかなかひっくり返らねえんね～。面倒くせえ、手でいいや」

とフォークを捨てて手で返そうとされる方もいて、慌てる一幕もありました



いい感じに焼けてきて、いい匂いが食欲をそそります



当初の目的と、全然違う創作料理になってしまい、皆さまの口には合わないのではないか・・・と心配でした・・・

しかし！

思いのほか大好評

皆さま1人で５～８個食べられ
「まだあるんかい？くんない！」
と全て売り切れて、足りなくなるほどでした。

ホットケーキミックスの生地のせいか、軽い食感でサクサク食べられるお手軽おやつでした
  

秋の味覚、かぼちゃを使った餡でかぼちゃどら焼きを作りました




ちなみにかぼちゃは『さら農園』による自家製です。

・・・とは言っても、地面に埋めた生ごみから勝手に生えてきたかぼちゃなんですが・・・

それでも　しろっぽいかぼちゃは皮が非常に固く『くりかぼちゃ』という品種らしいです。
その名の通り栗のように非常に甘いのです



生地は例によってホットケーキミックスなのですが、毎回同じでは芸がないので、牛乳の代わりに毎日皆で飲んでいる乳酸菌飲料『ピルクル』で混ぜてみました。
こちらもとっても甘くかつお腹にやさしい飲み物です。



種は天日干しにして、また来年まくことになりました。
またたくさんなりますように・・・



生地をマーガリンを引いたホットプレートで、うすーく焼いていきます。



レンジでふかしたかぼちゃ餡です。
これだけでもとっても美味しい



それを生地に挟んでどら焼きにしていきます。



完成です



「富岡製糸が世界遺産登録されたら、たくさん観光客がくるだろ。そしたら看板あげるべぇ」
というぐらいに美味しかったです  

今日はクレープです。といってもホットケーキミックスを薄く延ばして作るなんちゃってクレープですけど



まずバターの代わりにマーガリンをひき、ゆるく溶いたホットケーキミックスで生地を作ります。



生地が覚めたらホイップクリームとお好みのソースを加えます。
焦って熱いうちにクリームをのっけると溶けて悲惨な目にあいます

ソースはイチゴジャムとブルーベリーとあんこの三種類を用意しました
一番人気はあんこです。
欲張りなスタッフは全部載せを希望していました



自分達で好きなように巻いて食べるのが楽しかったです。
中に入れる具を変えて、色々応用が効きそうですね。

美味しかったです

  

今日のおやつは懐かしのミソお焼きです



具には長ネギと魚肉ソーセージとジャガイモを入れてみました。
ジャガイモはチンしてマッシャーで潰して混ぜました。
牛乳に砂糖とミソと卵を溶かし薄力粉と混ぜていきます。冷蔵庫に余り物の漬物があったのでそれも入れてみました。



皆で協力してこねて丸めていきます。たっぷり打ち粉しないと手に貼りついて大変でした



こねあがったらゴマ油をひいて焼いていきます。皆さん昔から作りなれているので流れるようにスムーズです



重曹を入れたのでふっくらともえました。甘みのあるミソ味に漬物がいいアクセントになっています。ボリュームもありましたが皆さま１人で２つ３つぺろりと食べてしまいました

  

今日のおやつは冷蔵庫の掃除を兼ねてお好み焼きを作りました。
長いもがなかったので、代わりにジャガイモをすりつぶし干しエビやらなんやらがいろいろ入っています

ゴマ油の良い香りが漂ってます。



生地が若干赤いのは紅ショウガのせいです。



焼き立てにマヨネーズとおたふくソースを塗り、青のりとかつぶしをふりかけました



ショウガがピリリと効いて大好評
とっても美味しかったです

  

「あんまくて、うんまいものが食いたいね～」

リクエストにお答えしておやつを手作りすることにんりました。

ですが

この日に限って買い置きしていたホットケーキミックスが切れています。

「仕方ない・・・薄力粉・・・」

それもないではないですか

「なにかないかな・・・」
と探してみつかったのは天ぷら粉だけ・・・

「天ぷら粉だって小麦粉だろう。これで作ればいいやね」
「何作る？」
「あんこがあるから、どら焼きにしようか」

と始まったどら焼き作り。
しかし片面を焼いている途中で、あんこの投入が始まってしまいました。
「いいよ、いいよ面倒くせえ、後で挟んでも今入れても一緒！」
とドンドンあんこをブっこんでいきます
これではどら焼きというより今川焼き・・・

それはさておき、出来上がった今川焼き的などら焼き、
なかなか美味しゅうございました。
なにぶん生地が天ぷら粉なので、柔らかい天ぷら的な味がしないでもなかったですがあんこの甘さが全てをごまかし・・　調和させてくれていました。
つまりあんこ、美味しかったです